写真鉱山2:宇田川直寛「全き家では–内訳による」/角田俊也「スクリーニング vol.1」 Feb.3–Mar.3, 2024 N_Utagawa_text+works をダウンロード

スプラウト・キュレーションは、2024年2月3日から4週間に渡り、神保町のオルタナティブスペースTheWhiteの2室にて、「写真鉱山」の続編となるふたつの個展を同時開催いたします。202号室では宇田川直寛「全き家では–内訳による」。バライタ紙、トレース、額とUVプリント等の組み合わせ、そして家計というエコノミーから構想されたアブストラクト・フォトの新作シリーズです。

 205号室では角田俊也による「スクリーニング vol.1」。角田は録音の作家として知られていますが、本来は美術家であり、近年は再び視覚的な作品制作に関心が向かっています。本展では、自身により制作された支持体に映像を投影した作品を中心に、マルチプルワークも併せて展示いたします。是非ご高覧ください。

 

Nohiro Utagawa_text+works

Toshiya Tsunoda_text+works

宇田川直寛ステートメント「全き家」

2/23アーディスとトークのハンドアウト

 

 

会期:

2014年2月3日(土)―3月3日(日)

水–土曜:13–19時

日曜:13–17時

(月・火曜休)

 

会場:

The White

千代田区猿楽町2-2-1

東京メトロ・半蔵門線/都営三田線・新宿線

[神保町駅]A5出口から徒歩5分

JR [水道橋駅]東口から徒歩8分

 

宇田川直寛|Naohiro UTAGAWA

1981 年生まれ。中央大学法学部卒業。写真を用いて作品を発表。近年は「どうして私は作品を作れるのか?」という問いを正しく間違える手法で解釈し作品化している。出版や作品未満のものを扱うレーベル、FANCYSHOP DRIVEINにも参加。またマルクス・ガブリエル『アートの力 美的実在論』(2023年堀之内出版刊)の表紙に作品が採用される。主な個展に2023年「道具」flotsambooks,/東京、2021年「庭の気がかり」Sprout Curation/東京、2020年「Backward Walking Problem」T293/Roma (On line)、2019年「Bule gun」MERCY/福岡、 2018年「パイプちゃん、人々ちゃん」 ガーディアン・ガーデン/ 東京、2017年「Assembly」QUIET NOISE/東京、主なグループ展に2023年「幽霊の道具」、「写真鉱山」ともにスプラウト・キュレーション/東京、2022年「石が降る」TALION GALLERY/東京 、2021年「風とイメージ」Sprout Curation/東京、「あざみ 野フォト・アニュアル とどまってみえるもの」横浜市⺠ギャラリーあざみ野/神奈川、 2020年「constellation#01」rin art association/高崎、「二人のショー」工房親,、東京など。主な受賞歴に2015年「Foam Talent 2015」、2013年「キヤノン写真新世紀」佳作(佐内正史選)、2013年 第 8 回写真「1_WALL」ファイナリスト。

 

角田俊也|Toshiya TSUNODA

1964年神奈川県横須賀生まれ。1992年東京藝術大学美術研究科大学院修了。フィールド録音のCD制作と並行してインスタレーション作品等を手がける。主な個展:2021年「風景と声」外/京都、2020年「風景と声」スプラウト・キュレーション/東京、グループ展:2017年「きこえないおと」タリオン・ギャラリー/東京、2016年「Trans/Real vol.5 伊東篤宏・角田俊也 」αM ギャラリー、2013年「Soundings: A. Contemporary Score」(Luke Fowlerとの共作)MoMA/ニューヨーク、「Leader As Gutter  Luke Fowler & Toshiya Tsunoda」タカ・イシイ ギャラリー/東京、2011年「Simple Instractions.Sound Art From Japan〉 Museet For Samtids Kunst/デンマーク、2008年「横浜トリエンナーレ」(Luke Fowlerとの共作)、2004年「Listening To The Reflection Of Points」WestSpace/メルボルンなど。主なCD/レコード:2021年 《Landscape and Voice》Black Truffle、2019年  《Extract From Field Recording Archive》Erstwhile Records、2016年  《Smashikiba》edition.t、2013年  《The Temple Recording》edition.t、2007年  《間口港の低周波》hibari musicなど。パフォーマンス:2023年「Oject」(大谷能生・金村修・小松浩子・角田俊也) 主催Modulation8、

TheWhite/神保町、CAVE Ayumi Gallery/神楽坂