齋木克裕|朝食の前に夢を語るように

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Katsuhiro Saiki | As If You Tell Your Dreams Before Breakfast. 

 

20181026日(金)—1125日(日)

本展は、齋木が2011年から制作を始めた抽象絵画に加え、モディファイド・レディメイドによる立体作品、旅先で撮影された写真作品によって構成されます。現実の空間や、意味のトポロジーのなかで、分割や交錯がどのように行われているのかという関心のもとに、それらの作品は制作されています。海と陸地はどう分割され、どこで接しているのでしょうか。あなたが見る世界と私が見る世界はどれだけ共有され、どれだけ異なっているのでしょうか。夢と現実はどこかで交わるのでしょうか。これらの作品では、そのようなふたつの領域にまたがって存在しつつも、忘れ去られている中間の領域を、異なるメディウムを用いて、物質的また象徴的に示そうとしています。

 

齋木克裕(さいきかつひろ)

1969年東京生まれ。1992年に創形美術学校で絵画を専攻したのち、1996年に東京綜合写真専門学校を卒業。主に写真をメディウムに用いて、イメージにおける表象性と、展示空間のなかでの現前性の関係を問う作品を制作してきた。 2002年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの助成でMoMA PS1(ニューヨーク)のインターナショナル・スタジオ・プログラムに参加、2004年には文化庁より新進芸術家の海外研修として2年間の助成を受ける。以後、2018年までニューヨークで活動する。主な展覧会に「Outer/Inter」川崎市市民ミュージアム(神奈川)、「Surface」オランダ写真美術館(ロッテルダム)、「Braking Away」MoMA PS1(ニューヨーク)、Artists Space(ニューヨーク)、「Making a Home」Japan Society(ニューヨーク)など。2017年にボリス・グロイス『アート・パワー』を共訳、ボリス・グロイスの招聘プロジェクトに携わり、シンポジウムの企画を行う。